2015年の10月初旬に美容院を出店したいという相談を受け空き店舗探しから始まった今回のプロジェクト。
内装には定番人気である足場板やサブウェイタイルとガラスブロック、そして幅2メートルを越える大きな鉄窓などを採用し限られた空間の中に個性の強いアイテムを取り入れましたが、全体の壁色に統一感を持たせたことにより邪魔をしあうことも無くデコレーションも映える空間に仕上がりました。
昨年末にはオーナーと関東まで輸入建材のお店と取引先のアンティークショップまで足を運び家具や照明を実際に見て廻れたことや、打合わせ後にもお酒を酌み交わしながら店作りと仕事への思いを話し合えた事で設計や施工を進める上でのイメージの共有がしやすくなり今回のタイトなスケジュールも無事に乗り切ることができたと思います。
[DATA]
施工:SOLO&MADEIRA 物件名:DUCCA[デュッカ]
延床面積:52㎡
建築場所:富山市大泉町
構造:鉄骨造